Steamギフトカードの通貨がWalletと違うと、どうなるのか
Steam WalletコードやギフトカードがWalletの通貨と違うとき、公式ページが書いていること・書いていないことと、購入前に販売ページで確認する項目を整理します。
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販売サイトでSteam Walletコードを見つけたとします。額面は米ドルかユーロ表記で、自分のWalletは円です。同じSteamのコードで、違うのは通貨だけ。登録すれば円に直して入れてもらえるのか、それとも登録の段階で弾かれるのか。弾かれた場合、払ったお金は誰が返してくれるのか。ここまでは仮の例です。
先に結論の形だけ書きます。この疑問について、Valveの公式ページは二通りのことを書いています。コード登録ページの注記は、どこで買ったコードでも登録時にWalletの通貨へ換算されると言います。一方、Wallet FAQは、コードの登録をWalletと同じ通貨のものに限った、と読める一文を載せています。自分が買ったコードにどちらが当たるのか、両方のページを読んでも分かりません。そこでこの記事は、できる・できないを断定しません。どの文がどこに書かれているかを並べたうえで、買う前に何を確かめれば損を小さくできるかを整理します。
土台にしたのは、2026年10月27日に読んだSteamのページです。Wallet FAQの韓国語版と英語版、ストアの国のFAQ、コード登録ページ、デジタルギフトカードのページ、返金ポリシー、Steamサブスクライバー契約。それに、同じWallet FAQを2024年7月13日にInternet Archiveが保存したコピーを加えました。コードを実際に買ったり登録したりはしていません。為替レートや手数料の数字は確認できたものがないので、どこにも書いていません。暗号資産でWalletを埋めるサービスの比較も、この記事では扱いません。
最初に確かめるのは自分のWalletの通貨

Wallet FAQの「資金の追加」の項目を表にしたものです。Steamの画面キャプチャではありません。
Steam Walletが持てる通貨は一つです。Wallet FAQの資金追加の項目は、二つの場合に分けて書いています。これまでWalletの残高を持ったことがないアカウントでは、Walletの通貨を決めるために現在の住所を入力するよう求められることがあります。すでにWalletがあるアカウントなら、残高がいくらであっても、そのWalletの現在の通貨で資金が追加されます。
見落としやすいのは、残高が0でもWalletは存在し続けている、と読める点です。昨年使い切って空にしたアカウントだから今度は新しく決まるはず、という期待には、読んだページの中に根拠がありません。
自分のWalletの通貨は、ログインした状態で画面右上を見れば分かります。FAQによると、利用可能な残高はプロフィール名の横に出ます。2024年のFAQのコピーには、もう一歩踏み込んだ説明がありました。アカウントごとに特定の通貨が結びついていて、Steamクライアントの右上で確認できる、というものです。コードを見比べる前に、そこに出ている金額の通貨を一行メモしてください。これがないと、以降の比較は何も始まりません。
混同しやすいものが四つあります。いま自分がいる国、アカウントのストアの国(Store Country)、支払いに使うカードの発行国、そしてWalletの通貨です。この記事が扱うのは最後の一つだけです。ストアの国は、ストアの国のFAQによると最初に購入したときの国を基準に決まり、ストアにはその国の価格が表示されます。ただし、ストアの国が変わったときにWalletの残高や通貨がどうなるのかは、このFAQに書かれていません。四つがいつも同じだと思い込まないでください。海外から戻ってきた人や、海外のカードで払ってきたアカウントを考えてみてください。そういうアカウントのWalletが、いま住んでいる国の通貨と同じだという保証は、どのページにもありません。
この疑問にいちばん近い公式の案内も、同じFAQにあります。表示された通貨や国以外で購入するにはどうすればよいか、という項目です。答えは、ストアの国を実際に住んでいる国に設定し、現地の支払い手段を用意すること。その国で購入できないなら、現地の小売店でSteam対応のCDキーかWalletコードを探すこと。そして、CDキーとWalletコードはストアの国の設定を変えるためには使えない、と続きます。ストアの国を変える方法としては、移住した人が新しい国に登録した支払い手段で最初の購入を済ませる手順が案内されていて、変更は3か月に1回までです。
この記事の助言が及ぶ範囲を、はっきりさせておきます。対象は、自分のWalletに入れるコードを買う人が通貨を確かめること。別の通貨のコードでストアの国やWalletの通貨を変える方法ではありません。国の変更の過程でWalletの通貨と残高がどう扱われるのか、Walletの通貨だけを別に変える手続きがあるのかは、読んだ公式ページでは見つかりませんでした。コミュニティの投稿や外部サイトにはいろいろな方法が出回っていますが、出典を確かめられないので載せません。Steam自身がWalletを別の通貨へ移した例は、4つ目の節で扱います。通貨を変える事情があるなら、コードを買う前にSteamサポートへ問い合わせてください。Steam Walletの残高を別アカウントへ移せる?も、同じFAQを根拠に、ほかの地域のコードを近道に使わないよう注意しています。
アカウントが複数ある人や、家族のためにコードを買う人は、受け取るアカウントの通貨を別に控えてください。通貨はアカウントごとに結びついているので、自分のアカウントでは問題のなかったコードが、弟や妹のアカウントでは通貨が合わない、ということも起こりえます。
Walletに資金が入る三つの経路と、通貨がずれうる場所

Wallet FAQとデジタルギフトカードのページの内容を合わせて、表にまとめました。
Walletに資金を入れる方法は、大きく三つあります。通貨の食い違いが起こりうるのは、このうち一つだけです。
一つ目は、Steamで直接支払ってWalletを埋める方法です。Wallet FAQの手順は、アカウントの詳細(Account Details)から資金追加のリンク(+Add funds to your Steam Wallet)を開き、金額を選んで支払いに進む、というものです。Walletがすでにあれば、そのWalletの通貨で入ります。支払い画面には、いまの地域で使える支払い方法が並びます。FAQの説明どおりなら、金額はWalletの通貨で入るので、この経路ではコードの通貨とWalletの通貨を見比べる場面がありません。
二つ目は、店舗やオンラインの販売店で買ったWalletコード、または実物のギフトカードを登録する方法です。コードを入れる場所は、Steamのコード登録ページ(Redeem a Steam Gift Card or Wallet Code)です。2024年のコピーには、アカウントの通貨とは違う通貨で「発行された」コードという言い方が出てきます。コードにはあらかじめ発行された通貨があり、問題はそれが自分のアカウントの通貨と同じかどうか、ということになります。通貨がずれうるのは、この経路だけです。
三つ目は、Steamから贈るデジタルギフトカードです。贈る側がSteamのギフトカードのページで支払うと、受け取る側にはメールとアカウントへのギフト通知が届き、受け取りを承諾するとWalletに金額が入ります。友人が別の国に住んでいる場合、ギフトカードは友人の通貨に自動で換算される、とページにあります。コードを入力する手順がない点が、二つ目との違いです。既存のWallet残高でこのカードを買うことはできません。国ごとの送受信の制限や、相手が辞退した場合の返金については、Walletを別アカウントへ移せるかを扱った記事で詳しく見ています。
用語にも注意が要ります。「ギフトカード」と「Walletコード」は、Steamの文書の中で、いつも同じ意味で使われているわけではありません。次の節で見る登録ページの注記は、韓国語版が「ギフトカード」だけを挙げ、同じ位置の英語の原文はギフトカードとWalletコードを並べて書いています。日本語版の文言は今回確認していません。どの文も、上の三つのどの経路の話なのかを当てはめながら読むと迷いません。
店舗側の事情も、知っておく価値があります。Wallet FAQは、店舗でのSteamギフトカードのプログラムを終了すると述べています。在庫は2026年末までに各店で尽きる見込みで、すでに持っているカードは、現地の法令に従って引き続き使えるそうです。長く保管されていたカードを売り買いする場面では、販売ページに発行通貨が書いてあるかどうかから見てください。
つまり、コードの通貨とWalletの通貨を突き合わせる必要があるのは、二つ目の経路だけです。一つ目はSteamがWalletの通貨で受け取り、三つ目はSteamが受け取る側の通貨に換算します。
コード登録ページとWallet FAQ、食い違う二つの記述

同じ疑問に対して、三つの資料の文を並べました。
ログインせずに開いたコード登録ページには、短い注記が一つあります。英語版はこうです。「Steam Gift Cards and Wallet Codes will be converted to the currency of your Steam Wallet upon redemption, regardless of where they were purchased.」買った場所に関係なく、登録のときにWalletの通貨へ換算される、という内容です。韓国語版の注記は、同じ趣旨をギフトカードについてだけ書き、Walletコードには触れていません。文字どおりに読むと、別の通貨で買ったコードも、換算されて入ることになります。
同じ日に読んだWallet FAQには、逆の方向に読める一行があります。店舗での販売をやめる理由を説明する箇所で、Steamは詐欺への対策としてこれまでに取ってきた措置を挙げています。英語版のリストに「Limiting redemption to be in the currency of your Steam wallet」という項目があり、韓国語版のリストには、Walletの通貨と同じ通貨のコードだけ登録できるよう制限した、という意味の項目があります。韓国語の文は、同じ通貨のコードしか登録できないようにした、と読めます。英語の文は解釈の余地が少しありますが、方向は同じです。
三つ目の資料は、Internet Archiveが2024年7月13日(協定世界時)に保存した、Wallet FAQの英語版です。ここには「Are there country restrictions on Steam Wallet Codes?」という独立した質問がありました。答えを要約すると次のとおりです。コードの登録方法を変更した。店舗で現地の通貨のコードを買う通常の利用者には影響しないはずである。アカウントごとに特定の通貨が結びついている。今後、アカウントとは別の通貨で発行されたコードを登録しようとするとエラーになることがある。登録できるかどうか知りたければサポートへ、コードの正当性が心配なら販売店へ問い合わせること。2026年10月27日に開いたFAQの質問一覧には、この項目がありません。内容が廃止されたのか、別の場所に統合されたのかは、ページに書かれていません。
これらを一つにまとめる読み方は、二つあります。一つは、登録ページの注記が古い文言で、実際のルールはFAQ側にある、という読み方。もう一つは、二つの文が別々の範囲のことを言っている、という読み方です。その範囲が何なのかはページに書かれていないので、この記事では補いません。どちらが正しいか決める根拠は、今回読んだ資料の中に見つかりませんでした。各文がいつ書かれたのかも分かりません。両方の読み方を載せたのは、買う人がどんな危険を負うのかを見えるようにするためです。片方が正しいと信じて買ったのに、外れた側の結果が出たらどうなるでしょう。その負担は、買った人が一人で負います。
ストアの国のFAQが、現地の小売店で現地のコードを探すよう案内している相手は、ストアの国で支払えない人です。このFAQは、別の通貨のコードを登録するとどうなるかには触れていません。ここから先はこの記事の判断です。どちらの読み方を取っても、買う人の結論は近くなります。換算されて入ることには期待しないこと。弾かれる場合にも備えること。両方の記述が並んでいる以上、別の通貨のコードは、通るかもしれないし通らないかもしれません。通らなかったときに戻る道は、買う前に自分で用意しておく必要があります。
読み方の限界も書いておきます。登録ページは、ログインしない状態で、韓国のネットワークから読みました。ログインしたアカウントによって文言が変わるかどうかは確かめていません。Wallet FAQの原文には、中国の地域を除外する指定が入っているため、地域によって表示される段落が違う可能性もあります。自分の画面に出ている案内がこの記事と違えば、自分の画面を優先してください。
換算が文書で確認できる場合と、確認できない場合

ギフトカードのページ、2023年の価格地域の変更の案内、ストアの国のFAQをもとにした表です。
換算がはっきり書かれているのは、二つの場合です。
一つは、すでに見たデジタルギフトカードです。受け取る人が別の国に住んでいれば、ギフトカードは受け取る人の通貨に自動で換算されます。この経路の説明には、通貨を理由に断られるという記述がありません。ただし、どの為替レートが使われるのか、手数料がかかるのか、承諾する前に換算後の金額が見えるのかは、ページに書かれていません。
もう一つは、2023年11月20日のアルゼンチンとトルコの切り替えです。Steamはこの二か国のストアの決済通貨を米ドルに変更し、その日の為替レートでペソとリラのWallet残高をドルに換算する、と案内しました。レートは「US Bank exchange rate」とだけあり、どのレートなのかは分かりません。同じ案内の小売Walletコードに関するQ&Aには、LATAM-USDとMENA-USDの地域では、ドルのWalletコードを登録できるようになるとあります。ペソとリラのWalletコードは、11月20日以降に登録するとき、その日のレートで自動的にドルへ換算される、とも書かれています。別の通貨で発行されたコードが換算されて入ると、Steamが具体的な場合を挙げて書いているのは、今回読んだ資料ではこの案内だけでした。
ただし、これは価格体系を一度改めたときに付随して出た案内で、対象も該当地域に限られます。その後も同じやり方が続いているかどうかは、ページにありません。円のWalletにドルのコードを入れる場合にまで広げて読むことはできません。
反対に、今回開いたページで見つからなかったものがあります。
- 別の通貨で発行された小売コードを登録するときの為替レートと手数料
- 登録前に換算後の金額を見せてくれるかどうか
- ストアの国を変えるときのWalletの通貨と残高の扱い、およびWalletの通貨だけを別に変える手続き
- 通貨の不一致で弾かれるときに、画面にどんな文言が出るか
ストアの国のFAQには、ストアの国を変える手続き(新しい国に登録した支払い手段での最初の購入)は書かれています。しかし、そのときWalletの残高と通貨がどうなるかは書かれていません。手続きが文書にあることと、Walletの扱いが文書にあることは別です。
販売者が「換算するとこの金額になる」と書いていたとしても、それは販売者の計算にすぎません。Steamがその額をWalletに入れると約束したものではありません。数字で書かれた換算額は、文書ではなく販売者の言葉として分けておいてください。
自分の場合がどちらに当たるかは、次のように分けられます。海外の友人がSteamから送ってくれたデジタルギフトカードなら、換算が書かれている場合です。2023年の切り替えの対象地域のコードなら、かつて書かれていた場合です。それ以外はすべて、書かれていない場合になります。たとえば、円のWalletを使う人が、ドル発行のコードを販売サイトで買ったとします(仮定の例です)。これは三つ目に入ります。
支払う前に販売ページで見る項目

Steamの文書が触れている条件を、購入前のチェック項目に置き換えたものです。
最初に見るのは額面の通貨です。自分が払う代金の通貨ではなく、コードに書かれた金額の通貨です。販売ページが価格を円で見せていても、コードの額面は別の通貨かもしれません。Steamの文書がいう「発行された通貨」が、販売ページのどの表記に当たるのかは、文書に定義がありません。額面の金額に付いている通貨表記が、販売ページで探せるいちばん近い手がかりです。表記がなければ、分からないまま置いておき、販売者に聞いてください。同じ通貨だろうと信じて買うのが、いちばん危ない選び方です。
地域の表記は、通貨の表記の代わりになりません。販売ページに「すべての地域で使用可能」のような文言があっても(仮定の例です)、それは販売者の説明です。Steamの文書は通貨を基準に話しています。地域の文言があっても、額面の通貨が何かは別に確認が要ります。
次に、払い戻しを見ます。ここは他より固く確かめてください。Steamの返金ポリシーは、Steamの外での購入は返金できないとして、第三者から買ったSteam Walletカードを例に挙げています。そのため、Steamがコードを拒否したとき、お金を戻せる相手は販売者だけです。販売ページの返金規定に、登録の失敗が含まれているかを読んでください。規定があいまいなら、買う前に販売者へ次のように聞き、答えを文章で受け取っておきます。
- このコードの額面の通貨は何ですか。
- 私のWalletの通貨は○○です。このコードを登録できますか。
- Steamが登録を拒否した場合、返金してもらえますか。期限と返金の手段はどうなりますか。
- コードを確認したあとでも返金できますか。
- コードはいつから登録できますか。
返事がないか、責任を買い手に回す文言ばかりなら、それ自体が判断材料です。この質問のリストは、上の条件を質問に直したこの記事の提案です。Steamの文書には載っていません。
受け取り方も確認します。実物のカードか、レシートに印刷されたコードか、SMSやメールで届くコードか。問題が起きたときにSteamが手を貸せる範囲が、これで変わります。2024年のコピーのFAQは、店舗の実物のコードと、レシートに直接印刷されたコード、キオスクやネットカフェ、ECサイトを通じてSMSやメールで届くコードを、すべてWalletコードとして紹介していました。2026年10月27日に読んだFAQには、レシートに直接印刷されたコードはSteamが手伝えないので販売店に問い合わせること、とあります。そのほかのコードでSteamに何を送るかは、次の節で見ます。
有効化のタイミングも見ます。店舗で買ったコードは、販売店が有効化して初めて登録できます。FAQによると、購入から有効化が終わるまでに数時間かかることがあります。販売ページが「すぐ使えます」と書いているか、数時間後と案内しているかを確認してください。すぐ使えるはずのコードがすぐ開かなければ、次の節の順で調べます。
販売元がどんな店かも見ておきます。FAQは、買ったコードの正当性が心配なら販売店に聞くよう述べています。2024年のコピーには、Steamが承認した販売店の一覧を案内する記事へのリンクがありました。2026年10月27日にその記事を開くと、本文が表示されませんでした。このため、どの販売店がSteamの承認を受けているかは、この記事では案内できません。販売店に問い合わせ窓口があるか、問い合わせると実際に返事が来るかは、自分で確かめられる項目です。
最後に、記録を残します。注文完了の画面とレシート、販売ページで通貨と返金規定が分かる画面、販売者とのやり取り。購入の直後に集めておきましょう。
登録できなかったときの切り分け方

Wallet FAQのエラー対応の案内に番号を振って整理した表です。
登録の手順を確認します。Wallet FAQによると、ログインしたアカウントでコード登録ページを開き、Walletコードの欄(Steam Wallet Code)にコードを入力して「続ける」(Continue)を押すと、Walletの残高に金額が加算されます。エラーが出たとき、文書が原因として挙げているのは、おおむね三つです。コードの入力ミス、販売店がまだ有効化していないこと、そして2024年のコピーが述べていた通貨の不一致です。
入力ミスは、いちばん安く確かめられるので先に見ます。FAQは紛らわしい文字の組み合わせを自分で挙げています。数字の0はQ、O、Dと、数字の1はIと、文字のOは数字の0やQ、Dと、Bは数字の8と、Gは数字の6と取り違えやすいので、入れ替えて入力し直してみてください、という案内です。次が時間です。買ってから間もないなら、有効化が終わっていない可能性があります。数時間たっても同じ症状が続くなら、コードの裏面全体がはっきり写った写真かスキャンと、購入内容に一致するレシートを添えてSteamサポートに連絡する、というのがFAQの案内です。
この「数時間」を、直接チャージの2時間と混ぜないでください。Steamで直接チャージしたのに残高が合わない場合、Wallet FAQは、購入完了から2時間を超えても症状が続くときにサポートへ連絡するよう述べています。その前に見るべき点は、Steamウォレットにお金が反映されないときに確認することにまとめてあります。小売コードのほうは、有効化に数時間かかることがあるとだけあり、正確な時間は決められていません。SMSやメールで受け取ったコードの場合に何が要るのかは、このページに書かれていません。
通貨の比較は最後にします。画面だけでは三つの原因を見分けにくいからです。通貨が違って弾かれるとき、どんな文言が出るのかは読んだページになく、2024年のコピーもエラーが出ることがあるとしか言っていません。エラーの文言がどの場合も似ているとすれば(仮定の例です)、入力ミスも未有効化も通貨の不一致も、画面上は同じに見えるかもしれません。ではどう見分けるか。一つずつ消していくしかありません。紛らわしい文字を入れ替えて入れ直しても同じで、時間も十分にたっているなら、そこで初めてコードの通貨とWalletの通貨を比べます。二つが同じなら、通貨が原因である可能性は下がります。違うなら、いちばん有力な候補になります。
繰り返し試してよいのかどうかは、読んだページにありません。回数の制限があるのかないのか分からないので、むやみに繰り返さず、毎回何を変えて入力したかを書き留めながら試すのが無難です。
ここで、Steamサポートができることとできないことを分けておきます。サポートが動くのは、有効化の遅れが続く場合です。通貨が違って弾かれたコードをSteamが解除する、あるいは換算してくれる、という記述は、読んだページのどこにもありません。返金は、5つ目の節で見たとおり、販売者の領分です。Steam Walletの残高を別アカウントへ移せる?は、まだ有効化されていないコードならレシートを保管して販売店に問い合わせるよう案内しています。この記事は、入力ミスの確認と数時間の有効化待ちを先に置きました。Wallet FAQがその順で案内しているからです。二つの案内はぶつかりません。待っている間に、並行して販売者への問い合わせを進めてください。
実際にこうした目に遭ったという書き込みが一件あるので、紹介します。2024年3月9日にSteamコミュニティのヘルプ掲示板へ投稿された内容です。投稿者は、自分の地域がアジアなのに、海外のサイトでユーロ建てのコードを二枚買ったところ、登録できなかったと書いています。Steamサポートからは手伝えないと言われ、販売サイトも助けてくれなかったそうです。複数の返信は、販売者に返金か交換を求めること、今後は自分の地域の通貨で買うことを勧めていました。一人の主張なので、サポートや販売店が実際に何と答えたのかは確認できず、その後どう解決したのかも投稿にありません。一般化するつもりはありません。トラブルが起きたとき、責任がSteamと販売者の間で宙に浮きかねない、と想像させる一例として読んでください。
登録したあとは戻しにくい

返金ポリシーとSteamの詐欺に関する案内ページから、登録後に関わる文を選びました。
Walletに入った金額を移したり現金に替えたりできない点は、別アカウントへ移せるか、現金化できるか、PayPalや銀行へ送れるかを扱った記事に整理されています。ここでは、コードで入れた金額にだけ関わる点を足します。
返金ポリシーは、Wallet資金の返金を認める条件を、Steamで購入した未使用の資金、としています。コードで入れた金額は、この条件に当てはまらないと読めます。ただし、ポリシーがコードを直接扱っているわけではありません。5つ目の節で見た、Steamの外での購入は返金しないという文と重ねて読んだ、この記事の解釈です。返金全般は、Steamの返金はカードに戻る? Steam Walletに入る?で見られます。
だから、確認は「続ける」を押す前に終えておく必要があります。登録していないコードには、販売者の返金規定が残っている可能性があります。Steamの詐欺に関する案内ページは、有効化されたものの登録していないカードは、通常は購入した店舗で返金される、と書いています。ただ、これは店舗にあるカードについての文なので、海外サイトのコードにも当てはまると読む根拠はありません。すでに登録したなら、登録の直前と直後の残高画面を、5つ目の節で集めた資料と一緒に保管してください。換算額が販売者の説明と違ったときに正してもらう手続きは、読んだ文書にはありません。それでも、この資料は、販売者やサポートに事情を説明するときに使えます。
大きな金額をまとめて入れるときの24時間の上限は、サブスクライバー契約にある条項です。Steam Walletの上限を超える大きな金額、何が止まり、どう分けるかで別に扱っています。
購入前に決めることと、次にすること

ここまでの七つの節を、購入前の確認に縮めた表です。
一行に縮めると、こうなります。Walletと同じ通貨のコードを自分の国で買う。通貨が違うなら最後の手段としてだけ買い、そのときは販売者から書面で返金の約束を先に取る。前半は、2024年のコピーが「影響しないはず」とした場合と、ストアの国のFAQの案内に沿ったものです。後半は、文書に換算と拒否が並んで書かれているという事実から導いた、この記事の判断です。
順に書くと、五つの手順になります。
1. ログインして、右上に表示された金額の通貨を書き留めます。最初の節で見たとおり、残高が0でも通貨は決まっているかもしれません。 2. 今回使う経路が、直接チャージ、小売コード、デジタルギフトカードのどれかを決めます。通貨を突き合わせる必要があるのは、コードを入力する方式だけです。 3. コードの額面の通貨がWalletと同じなら、5つ目の節の項目で販売店を確認して進みます。 4. 違うなら、まずSteamが案内している道へ戻ります。自分の国の小売店でWalletの通貨に合うコードを探すか、SteamでWalletの通貨のまま直接チャージするか、受け取る人の通貨に換算されると案内されているデジタルギフトカードを使うか、です。この案内は、ストアの国で支払えない人向けのもので、別の通貨のコードは扱っていません。2つ目の節で見た店舗在庫の終了のせいで、現地の小売コードが手に入りにくいこともありえます。通貨が違うコードを買うのは、この三つがすべて塞がったときの最後の手段です。そのときも、5つ目の節の質問に文章で答えをもらってから買います。この記事は、ストアの国やWalletの通貨を変える目的で、VPNや他人の支払い手段、他地域のコードを使う方法を勧めません。 5. すでにコードを買ってしまったなら、登録する前に止まります。販売者に5つ目の節の質問を送り、返事とレシートを集めてから決めてください。
家族や友人にコードを贈る場合は、受け取る人のWalletの通貨を先に聞いてください。通貨が違う、または分からないなら、デジタルギフトカードが、文書にいちばん合う道です。
Steamの詐欺に関する案内ページは、誰かにSteam Walletギフトカードで支払うよう言われたら、詐欺の標的になっている可能性が高いと述べ、知らない人にコードを教えないよう促しています。サポートにコード裏面の写真を送るときも、送り先はサポートの窓口だけにして、コミュニティの掲示板には載せないでください。この最後の助言はこの記事の意見で、Steamの文書にはありません。
ここまで読んでも判断がつかない部分は、たいてい、文書が空白になっている場所です。2024年のコピーの案内どおり、登録できるかどうかはSteamサポートに問い合わせられます。コードを買う前に、自分のWalletの通貨と、買おうとしているコードの通貨を伝えて聞いてみてください。返事が来たら、日付と一緒に保管しておきましょう。
この記事は、2026年10月27日に読んだページを基準にしています。Steamが文言を変えれば、内容は変わりえます。購入の直前に、コード登録ページの注記とWallet FAQをもう一度読んでから決めてください。
